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♪ 近親調の2つの定義
2012 / 05 / 29 ( Tue )
以前に「和声の原理と実習」という和声本を読んでいて、
以来、ずっと気になっていた一文があります。

近親調は、「調号が同じか、一つ違いの調」という定義の他に、

「原調の各音度上の和音をそれぞれ I と見るような調」

と定義することもできると書かれています(原文通りではありません)

この2つの定義が一致することを確かめるのは簡単で、

たとえば、C majorで考えることにすると、
第一の定義による C major の近親調は、下図のようになります。

F  ←  C  →  G
↑     ↑     ↑
↓     ↓     ↓
Dm ←  Am → Em 

一方で、C major の各音度上にある和音を並べると、
C Dm  Em F G Am Bm-5

Bm-5は、減三和音だから、主和音になりえないので、除外すると、
近親調の図とぴったり一致します。

他の長調についても、相対関係は同じなので、すべての長調に対して同様に一致する。

短調については、まず、A minor で考えると、
近親調の図は、上の図の、C と Am の役割を入れ変えただけで全く同じであり、
A minor の音度上にある和音も、
Am Bm-5 C Dm  Em F G
と、C major の時の順番を並べ替えて、
Amから順に始めただけで全く同じなので、一致する。

他の短調についても、相対関係は同じなので、すべての短調に対して同様に一致する。

よって、すべての調に対して、一致する!(証明終了)

ということで、
2つの定義が完全に一致することは確認できました。

ただ、なぜ、こんなにうまくいくんだろう?というのが疑問です。
必然的なことなのでしょうか???

それは、また後ほど考えることにして、
この第2の定義は、なかなかおもしろいなあと思うんです。

第1の定義だと、
元の調に対して、平行調以外の近親調には1個だけ固有音階音にない音が存在して、
その音を契機にして、近親調に転調を行うという側面が出てきますよね。

第2の定義だと、
そもそも、元々の調に近親調の主和音が隠されていて、
だからこそ、自然な転調ができると考えられるような気がします。

ちゃんと音楽理論を学んだわけではないので、
完全な素人考えですけど、
奥が深いなあと思ったので、記事にしてみました。
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テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽

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