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♪ 暗譜の法則
2012 / 04 / 15 ( Sun )
ちゃんとした音名暗譜をしているわけではないので、
これから書くことは、正しい話ではないと思うのですが、
最近、暗譜に関連して、気づいたことがありまして。
単に、僕の場合は・・・ということで、読んでください。

正しい暗譜法ではないかもしれませんが、
「単に楽譜を見ないで弾ける」という意味での暗譜では、
不思議なぐらい、全くと言っていいほど、苦労したことがありません。
(ピアノに関する他のことは、たいてい苦労してるんですけど・・・^^;)

そもそも、苦労するというよりは、
「覚えこむ」という作業自体をしたことがありませんし、
弾いているときに「思い出す」という作業もほとんどありません。
自然に覚えていて、弾いているときは自然に出てくるという感じです。
(もちろん、飛ぶことがないわけではないですが・・・)

そういう方はもちろん、他にもいらっしゃると思うのですが、
他のブログ仲間さんの記事を拝見すると、
暗譜に苦労するという話をよく目にするので、
暗譜に苦労されている方の方が多いんじゃないかなと思います。

どうして、自分が苦労しないのかという理由が
今までよくわからなかったのですが、
最近、「暗譜の法則」なるものが少し分かってきた気がします。

実は今まで、
「楽譜が瞬時に読めないから、暗譜しないと弾けないので」
というのが暗譜できる理由かと思っていたのですが、
よく考えてみたら、これは必要性にはなっていても、
理由にはなってないんですよね。
暗譜せざるをえなくても、苦労する場合は苦労すると思うんですよ。

それで、気づいたことは、
頭で覚えていない!
ということ。
いや、そもそも記憶は脳がつかさどっているので、
頭で覚えてはいると思うのですが、
そういう意味ではなくて、
論理情報的な記憶で覚えていないということです。

たぶん、ここの読者さんが100%誤解されていると思うのですが、
僕は曲を弾く時に、アナリーゼも何もほとんどしてません。
(偉そうに言うことではないのですが・・・)
ツェルニーの場合は、分かりやすいので、
ときどき、向学心のためにアナリーゼしているだけで、
バッハや曲になると、もう難しすぎてできないので、やってません(汗)
そういう意味で、ほとんど感覚で覚えているんですよね。

今やっているノクターンで、珍しくなかなか暗譜できない個所があって、
それは、最近、記事にしたこの部分
ここだけ、どうして暗譜できないのかな?と考えていて、
暗譜と音を聴くこととに大きな関連性がある
ことに気づきました。

ちゃんと音楽を聴き取れているところは、暗譜にまったく苦労しないんですよ。
そんなに音感があるわけではないですが、
音の上がり下がりと指の動きが連動するので、
自然と思い出すんだと思います。

ところが、例の部分は、あまり左手が聴き取れていなくて、
そのために、感覚ではなくて、頭で記憶を呼び戻そうとしていて、
必死に次の和音はどんなだっけ?と思い出しているんです。

逆に、この部分の後に出てくるところでは、
左手の音が十分聴き取れていて、そうすると、
今の和音の延長として、次の和音が和声感的に頭の中に浮かぶので、
(論理的な音名が浮かぶのではなく・・・)
それによって自然に次の和音を思い出すという過程を踏んでいるようです。

と書くと、さも難しいことを言っているように聞こえますが、
考えてみたら、当たり前のことで、
カラオケで好きな曲を歌っていて、
次の部分は、どんなメロディだっけ?
などと必死で思い出しながら、歌ったりしませんよね。
次の音名を必死で思い出す人も少ないと思います。
(そんなカラオケ、楽しくもなんともないんですし・・・笑)

でも、歌詞の途中のすごく中途半端なところを取り出して、
そこから歌ってくださいと言われたら、
どんなメロディだったかな?と考えてしまいます。

つまり、前のメロディを歌っていると、
自然に次のメロディがその延長で浮かぶ
んだと思うんです。
それが、右のメロディだけでなく、
左の和音に関してもそうだと思います。

実は、最近、ツェルニーも暗譜しにくいんですが、
それは、ツェルニーの曲の和声の動きが
僕の中でどうしても共感できないので、
次は、なんでその和音になるの?という違和感があると、
感覚ではなく、頭で理知的に思い出さなくてはいけないからなのかなと。

これが好きな曲になると、
次はそうそう、そうなるよね!
と感じることができるので、思い出しやすいんだと思います。

こんなアバウトな暗譜は、きっと正しくないんだとは思いますが、
自分が暗譜に苦労しない理由が少しわかった気がしたので、
思い切って、記事にしてみました。
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テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽

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